公開日:2024.01.31

高2(新高3) 英語受講生の皆さん

皆さんが受験を迎えるまで1年ほどの時間があります。「もう1年しかないのか」と焦りを感じている人もいるでしょうが、私たちは「まだ1年ある」と考えています。 正しいやり方で取り組んでいけば、語彙や文法を盤石なものとして、英文の正しい読み方・書き方をしっかりと身につけられます。 これからの1年で、大学受験で活躍するための実力も、さらには、進学後に活躍するための英語力も養うことができます。

授業と復習

新高3の授業は、読解も作文・文法も1回完結型で、「演習→添削→解説」がメインの流れとなります。

まず自力で問題演習に取り組むことで課題が見えてきます。添削を受けることによって、自分では気づけない間違いや問題点が明らかになります。そして演習を終えたばかりの状態で聞く解説は、お腹にストンと落ちる納得感があり、それだけ学習効果も高くなります。

1回の授業を終えると、復習の準備が整います。通常授業であれば、次の授業までの1週間をかけて復習することになりますが、この復習の時間が皆さんの力を確実に伸ばしていきます。

復習時にはGSL*が大きな役割を果たします。GSLはただ聞くだけの音声教材ではありません。授業を受けて理解できた文章、つまり、目で追って頭で理解できた文章を、耳から入れることで、音と意味を自分の中でつないでいきます。耳で理解できるようになったら、今度はその文章の作者になりきって、そしてナレーターになりきって音読をします。棒読みではなく、その文章で語られているメッセージを誰かに伝えるつもりで音読をします。

GSLを活用した復習や音読で得られるものは、読解力・聴解力にとどまりません。音読による疑似的な発信を通して、作文力、さらには話す力、プレゼン力も鍛えられていきます。

Gnoble Sound Laboratory:中1から高3までの6学年すべてに毎週用意されているオリジナル英語音声教材。合理的練習法(ワークアウト)も確立されており、英語が得意なグノーブル生の土台を築いています。

失敗しても大丈夫

グノーブルの授業は、皆さんとのやり取りを軸に展開されます。答えられなかったらどうしよう、間違ったらカッコ悪い、そう思う方もいるでしょう。 けれども心配無用です。私たちは、皆さんが理解できていないということや、知識が身についていないことを決して咎めません。 Failure is part of success.(失敗は成功の一部)ということわざにもあるように、上手く行かないこと、失敗することは、むしろ成長のチャンスなのだと私たちは確信しています。

I have not failed; I only found 10,000 ways that won’t work.(私は失敗したことがない、ただ1万通りの上手く行かない方法を発見しただけだ)― 発明王エジソンのこの「強がり」をお手本にしてもよいでしょう。 試してみる勇気、上手く行かなかった結果と向き合う勇気、転んでも起き上がるレジリエンス(resilience:精神的回復力)、ただでは起きないたくましさ、― 受験だけでなく、その後の人生においても必要となるこれらの強さを皆さんが手にしていけるよう、私たちはお手伝いしていきます。

Gnobleの英語は効率的①:
授業と復習で完結

通常授業の英語は、読解2時間+作文・文法2時間の計4時間授業となります。これだけ聞くと「長い」と感じるかもしれませんが、グノーブルはタイムパフォーマンスに優れた、効率的な学習ができる塾なのです。

まず、授業で扱う教材以外にやるべきことはほとんどありません。上で述べた「授業での演習→解説→家庭での復習」というサイクルを実践することで確実に力を伸ばしていくことができます。

宿題は、授業での解説や添削を想定しているので多すぎることはありません。学校の勉強や様々な活動を犠牲にする必要はありませんし、宿題に忙殺されないので復習(=学力の定着)に時間をかけることができます。

過去問への取り組みについても、いつ、どれだけ、どのように取り組むのが効果的か、丁寧に指導していきます。いたずらに多くの過去問演習を強いることはありません。

また「暗記という苦痛」から皆さんを解放します。世の中では市販の単語帳を暗記することが受験勉強の代名詞のようになっていますが、グノーブルでは単語帳の暗記は不要です。関連性の薄い事項をひたすら詰め込む「作業」に時間を割くのは、決して正しい勉強法ではありません。

グノーブルで皆さんを待っているのは、好奇心を刺激し、同時に英語力向上に役立つ教材と授業です。単語も、文法も、長文の読み方も、英作文の組み立て方も、全て成り立ちから腑に落ちる説明をしていきます。

Gnobleの英語は効率的②:
演繹的な勉強法

グノーブルの授業が効率的であるもう1つの理由は、演繹的な勉強を優先していることです。 データを分析してそこに法則性や傾向を見つけ出すのが「帰納」、法則や傾向を個々の現象に当てはめていくのが「演繹」です。

母語を習得する子供は、まわりの人の発話から規則を抽出し(帰納)、その規則に基づいて、別の発話を解釈し、また自らも発信を試みます(演繹)。 こうした、帰納→演繹→帰納→演繹→… を根気強く続けることで母語の文法や語彙を自力で身につけていくそうです。 まさに言語習得の天才ですね。

これに対して、幼い頃にとして日本語を身につけた皆さんは「元・言語習得の天才」であり、外国語である英語にいくら多く触れても、そこから自力で帰納的に規則性を抽出する能力はもう残っていません。そもそも、日本で生活をしている皆さんが英語に触れられる時間はたかだか知れています。「ネイティブのように大量の英語に触れてさえいれば、文法も語彙も自然に習得される」という非現実的なアプローチではなく、もっと今の皆さんの現実に即した取り組み方が必要となってきます。それが演繹的な勉強です。

今の皆さんには「知の力」が備わっています。子供の頃とは比べ物にならないくらいの知力が皆さんにはあります。ものごとを分析し、分類し、推測し、想像する力、― これらを上手く使うことで、効果的かつ効率的に英語力を伸ばすことができます。グノーブルの授業もそのような学習方法をサポートします。英語の本質を理解することを軸にして、それを応用力に広げていく「演繹的な勉強」を優先しています。

このように、グノーブルは、かける時間に対して得られる効果の高い、タイムパフォーマンスのいい塾です。 皆さんが本当の意味で成長できる塾です。 受験にしか活かせない英語ではなく、合格力にもつながり、一生の宝物になる英語力にもなる土台造りができる塾であることをお約束します。 多くの先輩たちがこのグノーブルメソッドの有効性を証明してくれていますから、安心してお通い頂けます。 また、私たちは皆さんの一人ひとりにまなざしを向け、皆さんにとっての最強コーチとなることを目指しています。不明なことや不安なことがあれば遠慮なく質問・相談してください。
これからの1年余り、どうぞよろしくお願いします。大きく成長していきましょう!  
高3英語担当者一同