人生において、しばしば誰もが様々な問題に直面します。
私は、問題解決には大きく分けて二つの局面が必要であると考えます。
1.現状を分析し、問題点を把握する事
2.解決を見据えて、そこに至るための具体的な策を講じる事
これを数学の世界に置き換えると、次のようになるのではないでしょうか。
1.問題文を正確に読み取り、状況を踏まえた上で問題解決に効果的なツールを選択する。
2.「何を示せばよいか?」を意識して、解法の流れを設計する。
1.は言わばスタートラインにおける初期動作の心得、2.は、ゴールからの逆算と言えるでしょう。
さて、入試数学での大きなポイントは、次の2つだと私は考えます。
●より効率の良い手法を模索する『積極的姿勢』
●問題解決に至るプロセスを俯瞰(ふかん)的に捉えられる『広い視野』
そもそも「ひらめき」「センス」「発想力」と呼ばれるものの大部分を支えているのは、実は上記の2点ではないでしょうか。
『積極的姿勢』や『広い視野』ならば、膨大な演習量に依存しない「効果的なトレーニング」で、後天的に身につける事が十分可能のはずです。
授業を通じて皆さんに効果的にトレーニングをしていただくために、私が心掛けているのは次の事です。
○単なる知識ベースだけでは解けない、「効果的な良問」を採り上げる。
○「問題を考える時間」をなるべく多く確保する。
○解説では、問題の背景にある知識や別解、また解法を選択する上での姿勢を伝え、知識の統合を目指す。
○添削物や小テストなどを通じて、「答案として書く」機会を多く設ける。
皆さんの目標達成に向けて、全力で応援します。